干支の羊の意味と、2027年の未年について、縁起がよいとされる理由からまとめた記事です。
こんな疑問はありませんか?
- 干支の羊には、どんな意味があるの?
- 2027年の未年は、なぜ縁起がよいと言われるの?
- 未年生まれの人は、2027年に何歳になる?
年賀状を書くころになると、来年の干支のことが気になりますよね。
この記事でわかること
- 干支の羊の意味は「めでたいしるし」。古い中国の辞書で、羊は「祥(めでたい)」と説明されています
- 「美」「善」など、よい意味の字にも羊が入っています。2027年は丁未(ひのとひつじ)の年で、60年に一度めぐってきます
- 未年生まれは、2027年に12・24・36・48・60・72・84歳になります(早見表あり)
くわしく紹介します。
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干支の羊の意味は「めでたいしるし」

干支の羊(未)には、「めでたいしるし」という意味がこめられています。
理由は、次の2つです。
- 古い辞書で「羊は祥なり」と説明されている
- よい意味の漢字に「羊」が入っている
古い辞書で「羊は祥なり」と説明されている
後漢の時代(1〜2世紀ごろ)にできた字の辞書『説文解字(せつもんかいじ)』は、「羊」を「祥なり」と説明しています。
「祥」は、めでたいこと、よいことの前ぶれを表す字です。
のちの『康熙字典(こうきじてん)』にも、この説明が引かれています。
羊は、字の上でも「めでたさ」と結びついてきた動物なのです。
よい意味の漢字に「羊」が入っている
「美」「善」「祥」など、よい意味の字には「羊」の形が入っています。
『説文解字』は「美」を、「羊」と「大」を合わせた字と説明しています。
ただし、字の成り立ちには別の説もあり、研究者のあいだでも意見が分かれています。
「そう説明されてきた」という言い伝えとして味わうのがよいと、私は思います。
神さまへのささげものにされた動物
古代の中国では、羊は牛・豚とならんで、まつりのささげものにされました。
牛・羊・豚の3つをそろえたものを「太牢(たいろう)」、羊を使うものを「少牢(しょうろう)」と呼んだそうです。
大切なまつりに使われる動物だったことも、羊が「よいもの」とされてきた背景にあると言われています。
2027年の未年が縁起がよいと言われる理由

2027年の未年が縁起がよいと言われるのは、その年の干支が、めでたいしるしの羊だからです。
ここでは、2027年の干支「丁未」の読み方と、しくみを見ていきます。
2027年の干支は「丁未(ひのとひつじ)」
干支(えと)は、十干(じっかん)と十二支(じゅうにし)を組み合わせて、60までを数えるしくみです。
2027年は、十干の「丁(ひのと)」と、十二支の「未(ひつじ)」が重なる丁未(ひのとひつじ)の年です。
同じ組み合わせは60年に一度で、前の丁未は1967年でした。
未は十二支の8番目
未は、子(ね)から数えて8番目の十二支です。
羊の前は午(うま)、次は申(さる)です。
時刻では午後2時ごろ、方角では南南西にあたります。
南西を「坤(ひつじさる)」と呼ぶのは、未と申のあいだの方角だからです。
「2027年はどんな年?」への答え方
干支から「どんな年になるか」を占う話はたくさんあります。
けれど、暦の上で決まっているのは、2027年が丁未の年だということだけです。
こわがったり言い切ったりせず、「羊のように穏やかに過ごしたい年」くらいの気持ちで迎えるのが、私は好きです。
未年生まれは何歳?2027年の年齢早見表
2027年の誕生日をむかえたときの年齢です。
| 生まれた年 | 干支(六十干支) | 2027年の年齢 |
|---|---|---|
| 2015年(平成27年) | 乙未(きのとひつじ) | 12歳 |
| 2003年(平成15年) | 癸未(みずのとひつじ) | 24歳 |
| 1991年(平成3年) | 辛未(かのとひつじ) | 36歳 |
| 1979年(昭和54年) | 己未(つちのとひつじ) | 48歳 |
| 1967年(昭和42年) | 丁未(ひのとひつじ) | 60歳 |
| 1955年(昭和30年) | 乙未(きのとひつじ) | 72歳 |
| 1943年(昭和18年) | 癸未(みずのとひつじ) | 84歳 |
1967年生まれの方は、2027年に生まれた年と同じ「丁未」がめぐってくる、還暦の年です。
1月1日から2月3日ごろまでに生まれた方は、占いなどで前の年の干支とされることもあります。
年賀状などで使う干支は、ふつうは1月1日で切りかえます。
2027年の未年の迎え方:干支の置物と年賀状
干支の羊を楽しむなら、干支の置物と年賀状がいちばん身近です。
- 干支の置物:決まりではなく、好きな形を楽しめばよい
- 年賀状:その年の干支を入れて、新しい年を祝う
干支の置物は「好きな形」を楽しめばよい
干支の置物は、飾らなければいけないものではありません。
わが家も、干支だからと意識して置いたことはありません。
そのかわり、子どもが好きな龍の置物が、家のあちこちに並んでいます。
家族が好きなものを飾って、毎日ながめて笑顔になれるなら、それがいちばんの縁起物だと思っています。
それでも、新しい年に羊をひとつ迎えると、年の初めの気分が高まります。
手のひらにのる小さなものなら、玄関や棚のすみにも置けます。
レビューが多い、手のひらサイズの羊です。
高さ6.5cmほどなので、置き場所を選びません。
はじめて干支の置物を飾る人におすすめです。
ちりめんの布でできた、親子の羊です。
やわらかな見た目で、和の部屋にも洋の部屋にもなじみます。
家族の年に、親子の羊を飾りたい人に向いています。
北欧の作家、リサ・ラーソンの羊です。
和の飾りとは少しちがう、今の暮らしになじむ干支の置物です。
和風の置物が部屋に合わないと感じる人に、ちょうどよい選び方です。
年賀状には干支を入れて新しい年を祝う
年賀状に干支の絵を入れるのも、その年の干支を祝う身近な習わしです。
私は毎年、年賀状に干支を必ず入れています。
2027年は、羊の「めでたいしるし」の意味を思いながら絵柄を選ぶと、いつもより楽しくなりそうです。
まとめ:干支の羊は「めでたいしるし」
- 干支の羊の意味は「めでたいしるし」。『説文解字』で羊は「祥なり」と説明されている
- 「美」「善」「祥」にも羊が入り、羊はまつりのささげものにもされた
- 2027年は丁未(ひのとひつじ)の年。60年に一度の組み合わせで、前は1967年
- 未年生まれは、2027年に12・24・36・48・60・72・84歳
- 干支の置物は決まりではなく、好きな形を楽しめばよい
羊の意味を知ると、新しい年がすこし待ち遠しくなります。
穏やかな羊のように、心おだやかな1年を迎えたいですね。
ほかの干支の動物や、縁起のよい生きものも、あわせてどうぞ。
参考
- 国立天文台 暦計算室「暦Wiki 干支」https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/wiki/B4B3BBD9.html
- 国立天文台 暦計算室「暦Wiki 十二支」https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/wiki/BDBDC6F3BBD9.html
- コトバンク「未(ひつじ)」(デジタル大辞泉・精選版 日本国語大辞典)https://kotobank.jp/word/%E6%9C%AA-607597
- コトバンク「太牢」(平凡社『普及版 字通』)https://kotobank.jp/word/%E5%A4%AA%E7%89%A2
- 漢典「羊」(『康熙字典』に引く『説文解字』)https://www.zdic.net/hans/%E7%BE%8A
- 設楽博己 編著『十二支になった動物たちの考古学』新泉社(東京大学 UTokyo BiblioPlaza)https://www.u-tokyo.ac.jp/biblioplaza/ja/B_00077.html


