去年の正月飾りを今年も使ってよいのか、正月飾りの使い回しの考え方をまとめた記事です。
こんな疑問はありませんか?
- 正月飾りの使い回しはダメ?
- わらのしめ飾りも、毎年同じものでいい?
- 使わなくなった飾りは、どうすればいい?
捨てるのはもったいないけれど、縁起物だけに迷いますよね。
この記事でわかること
- 正月飾りの使い回しは、必ずダメというわけではありません。生の松や本物のお餅は毎年新しくし、造花や木の飾りは毎年飾れます
- わらのしめ飾りは、毎年新しくして焼くのが昔からの形です。ただ、きれいな状態で使い続ける家もあり、わが家も5年ほど使っています
- 使わなくなった飾りは、金具やプラスチックを外し、どんど焼きや神社の案内に沿って納めます
迷ったら、飾りの状態と、ご自分の気持ちで決めてかまいません。くわしく紹介します。
正月飾りの使い回しはダメ?素材で分ける見分け方

使い回せるかどうかは、飾りの素材で見分けるとわかりやすいです。
事典の「注連縄(しめなわ)」や「門松」の項目を調べても、使い回しを禁じる記述は見当たりませんでした。
いっぽうで、生の松や食べ物は傷むので、次の年までもちません。
| 飾り | 毎年どうする | 理由 |
|---|---|---|
| 生の松の門松 | 新しくする | 枯れてしまう |
| 本物のお餅の鏡餅・橙(だいだい) | 新しくする | 食べ物なので傷む |
| わらのしめ飾り | 昔の形は新しくする。使い続ける家もある | 状態と考え方しだい |
| 造花・水引・木・ガラスの飾り | 毎年飾れる | 傷みにくい |
つまり、傷むものは新しく、傷まないものは毎年飾ってよい、と考えると迷いません。
しめ縄を使い回してもいい?毎年新しくすると言われる理由

わらのしめ飾りは、毎年新しくするのが昔からの形です。
理由は、正月飾りを小正月のころに焼く習わしがあるからです。
どんど焼き(左義長)では、しめ縄や門松を集めて焼きます。
焼いてしまえば、次の年は新しいものを用意することになります。
また、しめ縄には、悪いものが家に入らないようにする役目があるとされます。
新しい年は新しい飾りで迎えたい、と考える方もいます。
ただ、わが家のしめ飾りはわらで、5年ほど同じものを使っています。
昔の形とはちがいますが、外したあとにしまって、翌年また玄関に飾っています。
気になる方は新しくすればよいですし、いつもお参りする神社に聞くのも安心です。
毎年同じものを飾るときの、しまい方と飾る前のひと手間
毎年同じ飾りを使うなら、しまい場所を決めておくと楽です。
わが家では、七夕・ハロウィン・クリスマスの飾りと同じケースに入れています。
季節の飾りを1か所にまとめると、年末に探さずにすみます。
わらなどの天然の素材を使っている飾りは、飾る前に状態を見ると安心です。
- カビや虫食いがないか
- わらや飾りがほつれていないか
- 色あせが気にならないか
傷みが気になったら、そこが新しくするタイミングです。
「今年もよろしくお願いします」と気持ちよく飾れるかどうかを、目安にしてみてください。
玄関ドアに毎年飾れる正月飾りの選び方(マンションでも)
これから毎年使う飾りを買うなら、傷みにくい素材を選ぶと長く楽しめます。
わが家も、飾るのは玄関ドアです。
- 素材:造花・プリザーブドフラワー・水引・木など
- 大きさ:ドアに合うか、しまうケースに入るか
- 飾り方:穴をあけず、フックやドアの上にかけるものを使う
マンションの玄関ドアの外側は、共用部分にあたることが多いです。
飾る前に、管理規約を確かめると安心です。
選びやすい品を3つ紹介します。
「毎年使える」とうたう飾りです。プリザーブドフラワーと造花でできていて、長さは約40〜45cm。玄関に大きめの飾りがほしい方に向いています。
小さめの飾りがよい方には、約26cmの造花のしめ縄もあります。しまうケースにも収めやすい大きさです。
玄関だけでなく、室内の飾りを毎年使えるものにする手もあります。
鏡餅の選び方は、鏡餅は置物でもいい?木製・陶器の選び方とパック鏡餅との違いにまとめました。
ガラスの鏡餅なら傷む心配が少なく、しまっておいて毎年飾れます。レビューも選ぶときの参考になります。
使い回さない飾りの処分
使わなくなった飾りは、どんど焼きや神社に納めるのが昔からの形です。
ただ、受け付けの決まりは場所によってちがいます。
持っていく前に、次の3つを確かめましょう。
- 外すもの:金具やプラスチックを外すよう案内している、どんど焼きがあります
- 受付の時期:札幌護國神社のように、どんど焼きの受付期間に持ちこむよう案内する神社があります
- お金と大きさ:城山八幡宮のように、しめ縄や松飾りを有料とし、大きなものや生ものを断る神社もあります
近くで納められないときは、お住まいの市区町村の分け方を確かめて、ごみに出す方法もあります。
干支の置物を手放すときの考え方は、干支の置物はいつまで飾る?にまとめました。
まとめ
- 正月飾りの使い回しは、必ずダメというわけではない
- 生の松・本物のお餅は毎年新しく、造花・水引・木・ガラスの飾りは毎年飾れる
- わらのしめ飾りは、毎年新しくするのが昔からの形。状態と気持ちで決めてよい
- 使い回すなら、しまう場所を決め、飾る前に状態を見る
- 納めるときは、金具やプラスチックを外し、受付の案内を確かめる
ご自分の家に合う形で、気持ちよく新しい年を迎えてください。
参考
- コトバンク「注連縄」(日本大百科全書・世界大百科事典ほか):https://kotobank.jp/word/%E6%B3%A8%E9%80%A3%E7%B8%84
- コトバンク「門松」(日本大百科全書・世界大百科事典ほか):https://kotobank.jp/word/%E9%96%80%E6%9D%BE-45950
- コトバンク「左義長」(日本大百科全書・世界大百科事典ほか):https://kotobank.jp/word/%E5%B7%A6%E7%BE%A9%E9%95%B7
- 横浜市金沢区「どんど焼き」の案内:https://cn.city.yokohama.lg.jp/city-info/koho-kocho/press/kanazawa/2024/0108_30kai_dondoyaki.files/30kai_dondoyaki.pdf
- 札幌護國神社「お焚き上げの御案内」:https://sapporo-gokoku.jp/burning-dondoyaki/
- 城山八幡宮「古神札納め所のご案内」:http://www.shiroyama.or.jp/sinnen/kosinsatu.htm




